はなから本気で臨んでいない?安全対策。

古鷹山のチェーンがボランティアの手によるものでしたら、そのチェーンは少なくとも当時は他人の命を本気で考えてくださったのです。たとい、現状、朽ちていても。

 

しかし、エアバッグにその精神は見えません。製造者の責任のように言っていますが、採用したのは自動車メーカーでしょ?リコールで対応するのは当たり前です。哀れは、なくなった人物です。

 

スーパーの駐車場

私のすむ県には、あの大手スーパーがありません。そのスーパーはある日怒涛のようにやってきて、あっという間に各地に展開し、去ってしまいました。その跡地の地域はすべてゴーストタウンとなています。ここの駐車場は広くて、エントランスは自動車が対行でスレ違いますし、買い物客は自動車から降りたら、その瞬間に歩行者に変移します。ですから、公道ではありませんが、安全のために速度制限が敷かれていました。丸い板に赤の斜線付きで「8」と書いてありました。誰が見ても制限速度8キロです。私はこの標識を見て、このスーパーは近々潰れるな。と家族に言いました。予想より早く撤退し、その後自分の名前を冠した球団を売り飛ばしました。

 

はなから本気で臨んでいないのです。商売する者が安全に本気を持たず、姿勢(見よがしに)だけを示すと空々しいのです。「やてるよー。」てな調子です。自動車メーカーは「自動停止装置」を商品の売りにしていませんか?「安い自動車にエアバッグは無用」と言って窘められた若者がその後の現在、自動車製造メーカーのCEOになってはいませんか?

 

制限時速8キロなんていったい誰が守れるのか、本気で考えなくても分かりそうなことです。そんな半端なスピードメーターのある自動車がありますか?それは、アメリカ研修で見た大規模ショッピングモールの標識「制限時速5マイル」でしょ?それを翻訳しただけでしょ?

 

「危険」は希薄な確率でしか起こらないから、緩んでしまうのです。形骸化するのです。その最たる現れが「8」だし「SRS」です。本気なら、緩んでいないなら、こんな文字を使うはずありません。

 

その大手スーパーが撤退し、しばらく「8」を見なかったのですが、また出始めました。それもやっぱり大規模スーパーで、今度は県内のショッピングーモールを2015年のゴールデンウイークにオープンさせます。

 

私はここで、「もっと慎重に」とは言っていません。それでは足りないと考えています。石の橋を叩いて渡るのは本人のすることで、その橋の建造者は、爆破しても絶対に壊れないと自信を持てる橋にしてちょうだい。と言いたいのです。